Comscoreが2020年の「State Of OTT」レポートをリリース、CTV、広告サポートサービスのOTT消費を調査

この記事は約2分で読めます。
https://aithority.com/technology/native-and-programmatic-advertising/comscore-releases-2020-state-of-ott-report-examining-ott-consumption-across-ctv-ad-supported-services/

OTT世帯数は2019年4月から2020年4月の間に520万世帯増加しました

2020年のオーバー・ザ・トップ(OTT)の状況は、OTTサービス、コンテンツ、デバイスの成長に加えCOVID-19パンデミックの消費者行動への影響により、急速に変化しています。このように変化する状況の中で、プラットフォーム間でメディアの企画、取引、評価を行う信頼できるパートナーであるComscoreは、2020年の「State of OTT」レポートを発表することに興奮しています。

Comscore OTT Intelligence™のデータを使用して、Comscoreの「State of OTT」レポートは、ダイナミックに変化する視聴者の習慣を理解するために、広告主、OTT ストリーミングサービス、コンテンツ所有者およびクリエーターに洞察を提供します。

主な洞察は次のとおりです。

  • COVID-19のパンデミックが始まって以来、OTTのエンゲージメントは急増しており、今のところ堅調に推移。

    OTTの消費は、2020年3月初旬から2020年4月にかけて異例の成長を見せたが、その後は停滞。

  • OTTコンテンツの消費量は総世帯数と総時間数の両方で増加。2020年4月にOTTを利用した世帯数は6,980万世帯で、2019年4月と比較して520万世帯増加。

    平均的な家庭は同月に102時間のOTTコンテンツを視聴し、2019年4月と比較して17時間増加。

  • 広告対応サービスのリーチの伸びは、広告非対応サービスの伸びを上回っており、広告の必要性と機会を証明。

    2020年4月と2020年1月を比較すると、広告対応サービスは9%成長。非広告対応サービスの成長率は5%にとどまる。

  • 2020年4月の総視聴時間は、2019年4月と比較して、ライブTV、DVR、VOD、OTTで23億時間増加。このうち、OTTだけで14億時間の総視聴時間を占める。

  • 2020年4月のCTV視聴世帯の21%はコードカッター(過去5年以内にコードを切った世帯)で、2019年4月から3%増加。

    21%はコードネバー(過去5年以内にケーブル/衛星放送の契約をしていない世帯)であり、こちらも同期間内に3%増加している。

  • OTTコンテンツを視聴するためのピュアプレイ仮想MVPDの利用は、2019年2月から4月までの3ヶ月間の平均値と2020年の平均値の間では、前年比70%の成長。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
OTTとCTVについての最新情報ならOTT/CTV Now!
海外記事
OTTmanをフォローする
OTT/CTV-NOW!
タイトルとURLをコピーしました